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2017年の路線価が公表されました
2017年07月10日
滋賀税務
国税庁は、7月3日に2017年分の路線価を公表しました。全国平均は前年分より0.4%上昇し、2年連続の上昇となっております。
都道府県別に見ると、東京、大阪、京都など主要都市がある都道府県の上昇が目立ち、東京の銀座ではバブル期の水準を超えて、路線価の最高額となりました。滋賀は、前年分より0.2%低下しております。滋賀の市町村別に見ますと、草津駅東口の駅前は約2%上昇、大津駅北口の駅前は4%上昇、彦根駅西口の駅前は増減なしとなっています。
路線価の増加は、土地の財産的価値が増加していることを間接的に示していますが、これは相続や贈与をする際の税額の増加も意味しています。また、元々相続税がかからないと思っていた場合も、新駅開設や再開発事業などにより周辺の状況が変化した際は注意が必要です。この場合、路線価が大きく上昇し相続財産の課税価格が基礎控除内に収まらず、申告が必要となるということになりえます。
滋賀相続相談所では、生前対策として、土地の評価も含めた財産評価を行っております。土地の相続税における評価は、通常、固定資産税評価額よりも大きくなります。事前に、相続財産の評価を知ることで、税負担がどれくらいになるか把握でき、税負担を下げるための対策を行う事が出来る可能性もございます。
少しでも相続にご不安になられている方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
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