マンション評価 入力値
REFERENCE
-
①マンションの築年数
ここには購入時からではなく新築時から相続開始時または贈与時までの年数を入力します。
1年未満の端数があったときは1年としてカウントします。
新築時期は登記簿謄本の下記部分にて確認可能です。
②総階数
総階数指数を求める上で総階数が必要となります。
総階数はそのマンションが何階建てかということになります。
こちらも登記簿謄本の一棟の建物の表示における構造欄にて確認でき、下記マンションの総階数は26階となります。
総階数には地下の階数は含みません。地上から階数をカウントしていきます。
③所在階
所有している部屋が何階にあるかということです。
こちらも登記簿謄本の専有部分の建物の表示における床面積欄にて確認ができます。
新築時期は登記簿謄本の下記部分にて確認可能です。
なお、メゾネットタイプの場合には階数が低い方の階を所在階としますのでご注意ください。
ちなみに、1階と地下にまたがる場合にも地下を所在階としますので所在階はゼロとなります。
④一棟の区分所有建物の敷地面積
一棟の区分所有建物の敷地の面積は、マンション全体の敷地面積のことを指し、 「一室の区分所有権等に係る敷地利用権の面積」を求めるときに使用します。
マンション全体の敷地面積も、登記簿謄本の(敷地権の目的である土地の表示)における地積欄で確認できます。
なお、マンション敷地に私道のように供されている宅地があった場合には、評価上当該私道は別評価単位となりますが、 上記面積には別評価単位となる私道も含めて計算します。
ただし、マンション敷地とは離れた場所にある規約敷地(管理規約で定められた敷地のこと)については、 上記面積には含めませんので注意してください。
⑤敷地権割合
敷地権割合は、その一室が所有しているマンション全体の敷地面積の割合のことで、 「一室の区分所有権等に係る敷地利用権の面積」を求めるときに使用します。
敷地権割合も登記簿謄本の(敷地権の表示)における敷地権の割合欄にて確認できます。
⑥一室の区分所有権等に係る敷地利用権の面積
一室の区分所有権等に係る敷地利用権の面積は、上記「④一棟の区分所有建物の敷地の面積」に 上記⑤「敷地権割合」を乗じて求めます。
下記登記簿謄本の場合には、16.846934㎡(マンション全体の敷地面積5,708.89㎡×敷地権割合29,510/10,000,000) 敷地権割合も登記簿謄本の(敷地権の表示)における敷地権の割合欄にて確認できます。
⑦一室の区分所有権等に係る専有部分の面積
一室の区分所有権等に係る専有部分の面積は、専有部分の建物の床面積のことです。
専有部分の建物の床面積も登記簿謄本の専有部分の建物の表示における床面積欄にて確認可能です。