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よくある相続の事例

2017年08月01日
法務

相続で紛争になるケースがよくあります。

今回は、よくいただく相談で紛争になる可能性が高いと思われる具体的な事例を2つあげたいと思います。

 

soudan

 

 

被相続人が一度離婚し再婚しているケース(前妻や前夫の子有り)

このケースは、最初に相続人間において、連絡をするところからハードルが高く、遺産分割協議が非常に難しくなることが多いと言えるでしょう。

被相続人に子及び直系尊属がおらず生前に疎遠であった兄弟姉妹や甥姪が相続人となるケース

法定相続人の順位は第1に子、第2に直系尊属、第3に兄弟姉妹(配偶者は常に相続人)でありますが、圧倒的に子が相続するケースが多いためか、兄弟姉妹の方は、自分が相続人になるという認識がない場合が多くあります。

 

上記のようなケースにおいて、もっとも有効な対策として、遺言の作成が挙げられるでしょう。

生前に遺言で誰に相続させるかを確定し、その方に遺言の存在を伝えておくことがまず行うべき最善の対策となると思います。

 

 

当てはまる方がいらっしゃれば、ぜひ一度ご相談ください